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神の一手(14年韓)

この映画はめちゃくちゃおもしろいぞ。

主演がチョン・ウソンで、脇を固めるのが名優、ただし顔は徳井優のアン・ソンギや遠藤憲一みたいな爬虫類系悪役イ・ボムス

囲碁とアクションを無理やりひっつけて、唯一無二の世界観を強引に作り上げている。

たぶん、明太スパとか高菜スパを最初に食べた人が感じたような違和感と一体感を同時に体験できるんちゃうかな。

プロの棋士であるテソクは、兄の賭け囲碁のイカサマに関わったところを、対戦相手に見つかってしまい、兄を殺され、自らは左目を潰されたうえ、兄殺しの罪を押し付けられて服役する。

復讐を誓い、刑務所内で隣の房に居た囲碁の名人に鍛えられつつ、格闘技を習得し、肉体をも鍛え上げる。

この時点ですでになんかおかしいんやけどね。

普通はどっちかやろ。

そこ、わざわざ囲碁打たんでええやろって場面がいくつもあるものの、でも、それがなかったら単なるアクション映画になってまうんやろなってのもわからなくもない。

今年で44歳になるチョン・ウソン、あり得へんくらいビルドアップされた体で切れっ切れの動きを見せてくれている。

しかも187センチと背が高いうえ、手足が長いから動きも大きくてかっこええんだわ。

もしかすると、チョウ・ユンファの次を狙ってるんかもな。

この作品での演技にもかなり影響が見られるし。

90年代の終わりからアジア系を代表する役者としてハリウッドで活躍してきたチョウ・ユンファもすでに61歳やからね。

韓国からはチャン・ドンゴンがすでにハリウッド入りしており、タイ人のトニー・ジャーも頑張ってるけど、チョン・ウソンが向こうで活動するようなったら一気に上り詰めてまうんちゃうやろか。

まあ、それくらいかっこええ。

うん、女子のみなさんはチョン・ウソンを見るだけでも十分価値があるかもよ。

そのうえ、なんとも微妙な際々でまとまってるストーリーや、登場人物のキャラクターがじつに印象的。

見て損のない作品、太鼓判やわ。

ただし、細かいことは気にしないように。

勢いで見せてるんやから、見る側も勢いで見るのが正しい。