超軽量なクイックレリーズを試しました!

■ 超軽量なクイックレリーズを試しました!

ライトウエイトホイールは軽量で高性能なカーボンリム、カーボン繊維のエアロスポーク。カーボンハブの組み合せで組まれているスペシャルホイールです。

カーボンホイールの中でもかなり特殊な製造方法で製作され、カーボン繊維のスポークがテンションをかけた状態で接着で組み上げられて、振れとり作業ができない構造です。

昔はキネティックというブランドでしたが、ドイツの工房で製作されているというライトウエイトのカーボンホイールは、軽さと剛性のバランスが優れていて、プロレーサーが自腹で購入してロゴマークをはがして決戦ホイールとして使っていると言うウワサの超軽量ホイールです。

いまやそんなことはスポンサードの契約の縛りがキツくて、有名選手でもなかなかできるものではありませんが、ドイツテレコム当時のヤン・ウルリッヒは確かに上りセクションで使って走っていました。踏み出しの軽さやスピードの伸びも定評があります。ただし、お高いですよ〜。

そんなライトウエイトホイールが初期モデルに採用していたクイックレリーズがドイツの軽量パーツメーカーのチューンのチタンシャフトのクイックレリーズでした。アルミのハウジングにチタン製のクイックレバーにエキセントリックカムレリーズが付いていました。

180度クイックレバーを開放した状態から、90度締め込むと動きが少し重くなるように、アルミ製のクイックナットを時計方向へ締め込み、そこからさらに90度締め込むと、頼り無さげなクイックレリーズでしたが、しっかり締まってエンドへホイールが固定されます。

ただし、クイックレバーは180度締め込んでもストップすることが無く、さらに内側へ入るので、エキセントリックカムレリーズの締まり具合を確認して、そこそこの位置でクイックレバーを止めておく必要があります。これは慣れが必要で、ひとにやってもらうには不安が残りますから、必ず自分で締めるようにしています。

最新のライトウエイトホイールに付属しているのは、さらに軽量化された、ハウジングの省略されたチタンシャフトのクイックレリーズです(ブランド名は興味があれば調べてください)が、これは、別売りでも市販されていて、ライトウエイトホイールが採用しているのだから大丈夫なのではと、試しに買って使ってみました。

細いチタンシャフトの先端に、薄いアルミ製のワッシャーが付き、ダイレクトに小さな楕円球のエキセントリックカムが付いているクイックレバーが連結しています。細く削り込まれたチタンシャフトの末端だけ太くなってクイックナットをねじ込む細かいピッチのネジが切られています。

クイックナットの軽量化がまた凄くて、まるでアルミ合金製の薄いワッシャーかと思うようなシロモノです。ねじ山の部分の肉厚が7mmくらい、エンドに触れるフランジの部分は3mmくらいの肉厚です。これでしっかりホイールを固定できるのだろうか?。

エキセントリックカムレリーズの根元には、カギの印が付いていて、クイックレバーを、その印の位置まで締め込んで固定するようになっています。ところがこのクイックレバー、しっかり固定しようとクイックナットを締め込むと、180度クイックレバーが動かないうちに、動きが重くなって締め切れません。

だけど、クイックレバーを締め切れるようにクイックナットを緩めると、今度はホイールをしっかり締め付ける固定力を発揮できません。しかたがないので、印の位置までクイックレバーを締めてから、スキュワーみたいにクイックレバーを時計方向へ回して締めて固定しました。

しばらくはこの超軽量のクイックシャフトを使って、スキュワーのように回して締めて固定していましたが、軽いのは確かに魅力的だけど、それではホイールの固定力も不安だし、フレームやフロントフォークの剛性にも影響するので、佐渡へ行く前に、マヴィックのチタンシャフトのクイックレリーズに交換して、倉庫送りになりました。