「門前払い」していたのは文部科学省なので、内閣府はウエルカム

昨年10月17日の「提案に関するヒアリング」の議事要旨を読むと、京都産業大学が「(大学設置審の)そういう手続きさえも今はとれませんよ」と嘆いているのでございます。

「門前払い」していたのは文部科学省なので、内閣府はウエルカム。

「国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング(議事要旨) 」

(開催要領)

1 日時 平成28年10月17日(月)11:11〜11:43

2 場所 永田町合同庁舎7階特別会議室

3 出席

<WG委員>

座長 八田 達夫 アジア成長研究所所長

大阪大学社会経済研究所招聘教授

委員 阿曽沼 元博 医療法人社団滉志会瀬田クリニックグループ代表

委員 本間 正義 東京大学大学院農学生命科学研究科教授

委員 八代 尚宏 昭和女子大学グローバルビジネス学部特命教授

<提案者>

中村 繁男 京都府農林水産部副部長

大西 辰彦 京都産業大学副学長

大槻 公一 京都産業大学教授

上村 浩一 京都府農林水産部畜産課長

中路 幾雄 京都府商工労働観光部特区・イノベーション課担当課長

<事務局>

藤原 豊 内閣府地方創生推進事務局審議官

坂井 潤子 内閣府地方創生推進事務局参事官補佐

(議事次第)

1 開会

2 議事 新たな獣医学部・大学院研究科の設置のための抑制解除

3 閉会

(略)

○本間委員

御説明いただいたところは全て納得といいますか、私もライフサイエンスの学部におりますので、御主張は全面的に賛同いたすところです。

なおかつ、医者と違って獣医師に関しては総量規制をすることは全く必要ないと思っていまして、特区指定のある今治のほうでの提案もあって、文科省等々、相当いろんな議論を詰めてというか、すれ違いが多いのですけれども、やっているところであります。

まず、このプランは文科省に設置の申請といいますか、文科省との話し合いはどの程度されて、どういう回答をもらっているのか、そのあたりをお聞かせいただければと思います。

○大西副学長

御説明の中にもあったのですけれども、我が方としましては、2010年に総合生命科学部を開設いたしまして、11名の獣医師の先生をお招きしております。

そういった取り組みのもとで、文部科学省への事前協議ということでお話をさせてもらっておりますが、今、門戸は開かれていないということで、文科省としては具体的な協議を進めることはできないということで、何回かにわたってお願いをしておりますけれども、そのところではねつけられてしまっているというのが現状でございます。

(略)

○八田座長

非常に説得的なお話をどうもありがとうございました。

あと、ほかに御意見ございませんか。

私から一つだけ御質問します。設置審に要請されようとしたら、事前協議が必要だと言われ、事前協議では、これは無理ですよと言われたということですが、その無理だという根拠は何だったのですか。

○大西副学長

説明不足だったですけれども、正式に設置申請に向けての事前調整ということではなくて、いわゆるもう活動はされている状況でございますので、何とかそこを御配慮いただきたいという、事前の事前相談みたいなところがあったのですが、なかなか農水省を含めて、獣医師は充足しているという論法の中で、これ以上獣医学部をつくる必要はないんだというお話で終わってしまっているという状況になっているということです。

○八田座長

ということは、設置審にかけてもうまくいきませんよと。

○大西副学長

そういう手続きさえも今はとれませんよと。

○八田座長

手続きもやっていない。

○藤原審議官

医学部同様、告示で規制されていますから、設置審の議論にまで入れない状況にあるということだと思います。

○八田座長

かなり不透明性が高い。根拠が不明確ですね。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/teian/161017_gijiyoushi_01.pdf

京産大「対象になり得る」=内閣府獣医学部新設で

(時事通信社 - 06月27日 21:00)