日本列島はずっと天災とつきあっていかなくてはならないのだから

う〜ん。なんだかどんよりした空だ。

天気予報では前線が南下してきているといっていたし、梅雨の戻りのような天気になるのだろうか。

秋田新幹線運転再開のめど立たず秋田大曲間

(写真、朝日新聞デジタルより。秋田新幹線も走る奥羽線は、大雨で線路下の一部の地盤が崩れ、不通になった。現場では日没後も照明器具を使って復旧作業が続いていた23日午後7時52分、秋田県大仙市、恵原弘太郎氏撮影)

東日本秋田支社は23日、大雨の影響で秋田新幹線の秋田大曲秋田県大仙市間の3カ所で、線路わきの盛り土が流出したり、線路に土砂が流入したりしたため、この区間は24日以降の運転再開のめどが立たないと発表した。当面の間、バスで代行輸送するという。

秋田盛岡間は、雨の影響で22日午後から運転を見合わせている。盛岡大曲間は24日朝より運転を再開する予定だが、通常より本数を減らすという。

朝日新聞デジタル7/23(日)18:26

秋田ではこんなことになっているし、先ごろの九州北部の豪雨では、

福岡県、九州豪雨被害1197億円戦後最大規模に

福岡県は24日、九州豪雨による県内の被害総額が1197億円に上ると発表した。商工関係の被害は全容がつかめていないため、総額は増える可能性がある。物価の違いで単純比較はできないが、1991年の台風19号による被害約1158億円を上回り、県内で戦後最大規模になることが確実になった。

(後略)

西日本新聞7/25(火)10:08

こんな損害も出ているし。

オランダの会計事務所が、

天災や経済危機などへの対応力、スイス首位日本21位

テピクメキシコ19日トムソンロイター財団-会計コンサルティング会社が天災や経済危機、気候変動といった衝撃や長期トレンドへの対応力を136カ国について調べたところ、スイスがランキング首位となった。

同社は各国の企業や政府、市民社会を分析し、変化対応指数を算出。報告書を2年に1度まとめている。

のインターナショナルデベロップメントアシスタンスサービシズ部門のグローバル責任者、トレバーデービス氏は対応力が高い国は成長に対してより包括的なアプローチを取っていると述べた。

アジアの国をみると、シンガポールが世界首位から4位に転落。日本は21位で、中国は36位となった。

デービス氏は、アジアの企業セクターは強固だが、各国は成長の利益が社会にいきわたるようにする必要があると述べた。日本の高齢化やインドの人口拡大など、アジアは複雑な人口動態上の課題に直面している。

ロイター7/19(水)19:32

こんなランキングを出し、ロイターが高齢化がどうのと日本にケチをつけているが、順位を下げているのは、明日以降取り上げる国会議員の無能さによる経済危機などへの対応力と、こういう天災のせいというのが大きいのではないのだろうか。そうでなくとも外国人は地震のリスクを強大にとらえすぎる傾向があるし。

とはいえ、こういう声をただまたヨーロッパが有利になるようなランキング付けしていると一蹴してしまうのも馬鹿のやることで、外国人の評価の正当性は別としても、指摘されている天災などに対して、

九州北部豪雨まるでモグラたたき防災学者も嘆く日本の中小河川整備の実態50年に1度の基準を軽とオーバー

福岡、大分両県を5日に襲った豪雨は、気象庁が直前に運用を始めた流域雨量指数によって、一部の中小河川で50年に1度のレベルをはるかに超える水量が押し寄せていたと推定されることが判明した。大河川と異なり常時観測態勢がなく、氾濫した河川を強化しても別の場所で氾濫が起きるというまるでモグラたたき防災学者のような整備が続いてきた中小河川。流量を予測できる流域雨量指数の導入で実態解明が進むとみられ、今後はデータに基づき、どのような対策を行っていくかが課題になりそうだ。社会部市岡豊大

50年に1度基準を大幅超え

500年に1回くらいと言っても過言ではないほどの流量だったのではないか

ある気象関係者は、折れ線グラフで示された朝倉市内3河川の流域雨量指数を見て、驚きの声を上げた。今回の豪雨被害が起きた5日の指数の推移は、50年に1度の基準を大きく超えていたことを示している。

流域雨量指数とは、予測雨量を基に、雨が地表や地中から川へ流れ込む過程をモデル化し、河川の流量を予測できる数値だ。気象庁は、洪水危険度の高まりを把握できる指標ととして、4日から流域雨量指数を用いた洪水警報の危険度分布の運用を始めていた。

気象庁のデータによると、朝倉市内を流れる大河川筑後川から分岐する中小河川桂川の分岐地点の流域雨量指数は、正午には増え始め、午後2時ごろには最も危険度の高い基準を超えた。その後も増加して基準を大きく上回り、ピークは午後7時ごろ。市内で氾濫した赤谷川北川でも同様に最大危険度の基準を大きく超えていた。

気象庁関係者によると、この最も危険度の高い基準は過去の重大な洪水害発生時に匹敵する値とされ、50年に1度規模の流量に相当するという。

平成24年豪雨とは異なる場所で氾濫

国土交通省都道府県が管理する大河川は観測所で水位を常時監視しているが、上流部や支流の中小河川には観測所がない。中小河川の流量が推定できるようになることで中小河川の実態解明が進めば、今後課題になってくるのは、実態に基づく防災対策だ。

九州北部では平成24年7月にも豪雨に見舞われている。気象庁によると4日間降り続いた大雨により、熊本、佐賀、福岡、大分の各県で総雨量500ミリを超えた観測所が計5地点、7月1カ月分の15倍以上となった観測所も2地点あった。河川の氾濫や土石流で死者行方不明者計32人、家屋1万3263棟が被害を受けた。

この豪雨の後、国交省は九州北部の花月川山国川、白川、矢部川の4河川で計398億円かけ、川の中を広げたり堤防を高くしたりする工事を行った。これらのうち花月川山国川は今回も大雨エリアと重なっており、花月川の一部で浸水したものの、決壊した24年より被害が軽微だった。

一方、福岡県が整備する河川では平成24年の九州北部豪雨の後、県内10河川について約278億円で対策工事を行ったが、今回氾濫した朝倉市内の河川は含まれていなかった。

福岡県の担当者は大雨になったエリアが今回は違った。仮に重なったとしても、あれだけの土砂と流木が発生していれば機能しなかった恐れもあると説明する。

(後略)

産経新聞7/18(火)9:11

こういう話が出ているということは見ておかなくては。

我が国では小泉内閣の頃から公共事業悪玉論が幅を利かせ、民主党政権の頃には事業仕分けというパフォーマンスの材料にもなり、当時のエントリーでも書いたように、あれをずばずば切って爽快だったという三十代サラリーマンの声がテレビで紹介されたほどにもなった。(逆に、当時これに対して冷めた意見を言っていた小学生も取り上げられていたが今テレビを見て加計で安倍がーといっている層とテレビなんて見ないといっている年代は、彼らがそのまま歳をとった姿なのだろう)

だが、その先駆けとなった脱ダムの件でも、

浅川ダム報道陣に公開曲折たどった治水対策脱ダム宣言象徴、3月から運用長野

田中康夫長野県知事による脱ダム宣言の象徴ともなった県営浅川ダム長野市が完成し、県は12日、施設内を報道陣に公開した。ダムの建設工事をめぐっては、地元住民の一部が活断層の存在などを主張し、反対運動を展開。一方で、長野市中心市街地を流れ、氾濫を繰り返してきた暴れ川の浅川長野市小布施町、延長17キロ流域の住民は、完成を心待ちにしていた。曲折をたどった治水対策を振り返る。太田浩信

浅川ダムの本体の高さは53メートル、横幅165メートルで最大貯水量は110万立方メートルに上る。周辺の付け替え道路も含めた総事業費は約380億円。浅川の流域全体で実施された河川改修事業と、千曲川との水位差で豪雨時に浅川の水があふれる内水氾濫への対策も講じたため、市街地の洪水も防げるという。内水の対策事業も今年度中にほぼ終了する。

工事の最終段階として昨年10月〜今年2月、排水口高さ145メートル、幅13メートルをふさいで満水状態にする試験湛水たんすいが行われた。その結果、ダム本体や周辺の地形に異常はなく、3月から運用が開始された。

田中元知事が中断

浅川ダムは当初、千曲川に流れ込む浅川の治水と利水を目的に計画された。平成12年9月に工事契約が結ばれたが、反対運動もあって同10月に就任した田中元知事が工事の中断を決断した。

13年2月には、唐突に脱ダム宣言を行い事業は白紙に。治水対策は有識者や地元住民らによる検討委員会に委ねられた。だが結局は、恒久的な対策を見いだせず、県議会は田中元知事の責任を問う形で14年7月、県政史上初めてとなる不信任決議を可決した。

ダム建設はその後、遊水池の整備などが検討されたが、国や地元の理解を得られず迷走を続けた。最終的には、村井仁前知事が19年2月、治水専用となるダム建設を容認し、動き出すことになる。

貯水せずに堰堤えんていの底部に排水口を設け、常に川の水が流れ続ける特異な構造が採用され、大雨のときだけ一時的に水をせき止め、流量を調節する機能を持たせた。22年5月に着工し、同9月に就任した阿部守一知事も、第三者機関の調査で安全性が確認できたとして工事を継続した。

流域の住民に安心

24日には県や浅川改修期成同盟会会長加藤久雄長野市長が完成式典を開き、治水拠点の運用開始を祝う。だが、その一方で、一部住民による建設工事関連の公金差し止め訴訟は今後も続く。

東京高裁は今年3月、住民側全面敗訴の判決を出した。原告側は建設地には活断層が存在し、周辺は地滑りが起きる危険もある。費用対効果もないと主張し、上告の手続きを行っている。

県浅川改良事務所はダムの安全を常時監視しながら、流域の住民が安心して暮らせるように今後も適切な運用を図っていくと話している。

産経新聞07月13日11:49

今こういうことにもなっている。

なるほど確かに、以前拙ブログでも取り上げた東京都心並みの通行量を想定して作られた茨城県神栖市と千葉県をつなぐ橋のようなものは、その企画が本当に必要なのかを住民は見ていかなくてはならないものだろうし、一時期問題になった田舎の首長がただ地方交付税の使用実績を作って減らされないようにとか、自分がやったという功績誇りをするために作られた田舎のわけの分からない箱モノは議論にも値しないものでもある。

が、だからといってすべての公共事業を悪としてとにかく削れ削れとやってきたことは、今のわが国のインフラ状況を見れば、稚拙だったと反省しなければ何らないことは誰でもわかるはず。

九州北部豪雨では、

スピーカー7カ所で作動せず九州豪雨の避難情報、一部に届かず防災無線、地域放送が故障

甚大な被害が出た九州豪雨で、福岡県朝倉市の一部地域で住民に避難指示などを伝える防災行政無線や音声情報のコミュニティ放送が不具合を起こし、情報が伝わらなかった可能性があることが市の調査で分かった。土砂災害の多発などが原因とみられ、大規模災害時の情報発信の難しさが改めて浮き彫りになった。専門家は全国の自治体に共通する課題で、情報伝達の在り方を見直す教訓とすべきだと訴える。

朝倉市によると、市は豪雨に見舞われた5日、避難指示や勧告、避難所の開設情報を防災行政無線で発信した。ただ、豪雨後に市内の屋外スピーカーを確認したところ、全116カ所のうち杷木、高木両地区の7カ所で作動していなかったことが判明。停電が原因とみられ、非常用電源車も流木や土砂に阻まれて通行できず、機能しなかったという。雨脚が強くて防災行政無線が聞こえなかったと指摘する住民もいた。

防災行政無線は、東日本大震災で被災した住民の半数が津波避難情報の入手先として挙げた命綱。しかし大規模災害時に機能しないケースは少なくなく、熊本地震で被災した一部自治体でも停電やバッテリー切れで使えなかった。

こうした事態に消防庁は情報の伝達手段の多様化を呼び掛け、朝倉市は4月、杷木地区に避難情報などを発信するコミュニティ放送を整備。今回の豪雨でも専用受信機を設置した約1500世帯に情報が送られたが、中継基地の発信機の故障や光ケーブルの断線により一部で放送されなかった。同地区の女性70は市の避難情報が入らず、知人の連絡で避難するよう言われたと振り返った。

市の担当者は限られた予算でさまざまな手段を考えてきたが、電気や道路などが寸断されると厳しいと苦悩する。広瀬弘忠東京女子大名誉教授災害リスク学は大規模災害が起きるたび、全国で同じ事態が繰り返されており、教訓が生かされていない。避難指示を聞かないと住民はなかなか避難しないだけに、技術を駆使して確実に伝える態勢を築く必要があると語った。

西日本新聞7/18(火)10:46

こんなことがあったということで、消防庁が伝達の多様化をいっていて、冗長性のアップは、それはそれで大切なことであるのは確かだが、その前に、インフラがこれほどしょぼいものになってしまっていることもまた、同時に考えていかなくてはならないことだ。

それがなければ、それこそオランダ人に安全性、低いなといわれてただ頭を垂れていなければならないことになってしまう。

本日のスカッシュ。

キャベツサイダー廃棄処理の芯からエキス群馬で販売

(写真、毎日新聞より。キャベツサイダー前橋市で2017年7月14日、西銘研志郎氏撮影)

夏秋キャベツの出荷量日本一を誇る群馬県嬬恋村を応援しようと、前橋市の中華総菜メーカーみまつ食品が今月から、同村産キャベツのエキスを使ったキャベツサイダーの販売を始めた。

同社はギョーザの生産などで1日約6トンのキャベツを使用する一方、芯などは産業廃棄物として処理。もったいないと開発部長の古沢篤志さん41が、3年の試行錯誤を経てエキスの開発に成功した。

340ミリリットルの瓶入りで230円税抜き。見た目はメロンソーダだが、フレッシュ感のあるキャベツ風味が特徴だ。味は甘さ控えめで、嬬恋高原に吹く風のように爽快感は満点。西銘研志郎

毎日新聞07月20日18:15

確かにキャベツはワサビと同じ仲間で、少量ながら辛み成分も持っているから、サイダーにすればすきっとしたキレのいいものになるだろうな。

しかし問題は、ジュースにした時にキャベツの香りをどれほど出すかだろう。

まるでないとこれがキャベツ?といわれるだろうし、出しすぎると、キャベツは青臭くてむせるというような人も多いだろうし。