実は私、がん一歩手前でした。

やりたいことをできた人生

と思える生き方をする。

それがここ数年の私の生きるうえでの目標です。

もちろん、自分勝手し放題な生き方という意味ではなく、

ときには現実的に考えて忍耐我慢も必要ですし、

実行するには家族や周りの人たちの協力も必要です。

そう思ったきっかけ

それは、長女を授かり初期の妊婦健診で受けたがん検診で、要精密検査の通知を受けたときからでした。

その前に。

遡ること10年ほど前。

当時は大学生で、部活ビッグバンド部でしたもバイト某ジャズクラブも楽しくてしょうがなく、忙しいながらもそれなりに学生生活をエンジョイしていました。

もともとそんなに体力もなく体も強い方ではなかった私は、それまでも体の不調は沢山あったのですが、

だんだんと酷くなる生理痛に加え、日常的に頭痛腹痛腰痛も頻発していても若さを過信し、就活にも必死で休みなく過ごしておりました。

就活に奔走したおかげで無事に内定をもらい、卒業旅行のためにもバイト三昧、ときどき遊び、卒論もギリギリ

という多忙極めるなかで、大学4年夏休み中のある日、

吐き気と異常な腰痛腹痛を発症。

子宮内膜症チョコレート嚢腫

を患っていました。

耐え難い痛みと、治療薬による更年期症状、吐き気めまいといった副作用が酷くなり

あっという間に4月を迎え、就職した会社には事情を伝えて

新入社員研修の一部免除や配属部署を考慮してもらったにも関わらず、内膜症の症状も副作用も酷くなる一方で、半年ももたずに休職

内膜症に加え、うつ状態に陥り結局1年休職し、その間ほぼすべての治療法を試し、病院もいくつもいくつもまわり、

一時は子は授かれないとまで医者に言われこのとき人生最大のドン底期でした。目標も希望も見出せない、私自身あまり記憶がない暗黒の時期。

1年治療に専念した甲斐もあり、完治はしなかったものの心身ともにだいぶ回復し、部署を異動させてもらい復職。

数年後、長らく友人であった夫と結婚。

そして、幸いなことに入籍4月後には長女を授かりました。その時点で、子宮内膜症はほぼ治っており、内膜症には妊娠することが1番の治療とまで言われていたので、本当に、本当に安堵していたところでした。

そこに。やっと冒頭の話に戻ります。

初期の妊婦健診のなかで行うがん検診で、

要精密検査の知らせ。

子宮内膜症を発症したときから、

特にチョコレート嚢腫はがん化リスクが高いので定期的にがん検診は受けていたんです。

で、いつも異常なしなので安心していた矢先。

子宮頚部異形成

子宮頚がんの、前段階という診断でした。

子宮頚癌子宮頚がんは、異形成上皮(軽度中等度高度)上皮内癌上皮内がん浸潤癌浸潤がん

と進行していくもので、異形成はがんではありません。進行も比較的緩やかです。

ただ、放置するとがん化する可能性はじゅうぶんにある、という説明でした。

個人差があるのでここからはあくまで私の経験ですが

最初に通知されたのは妊娠初期、軽度異形成でした。

待望の妊娠を、諦めるしかないのか

と一時は絶望したものの、すぐに医師に

まだ軽度であり進行は急ではないので、しっかり様子をみながら妊娠継続出産までいたることは十分に可能。まずは定期的に検査しながら、出産後の処置を目指しましょう

とのことで一安心しました。

数月ごとに細胞診コルポ診という、子宮頚部をパンチのようなものでパチン!と一部切り取り、病理検査する、これが私はすごく痛かったをし、軽度中度をさまよい、

無事に出産をし、

子育てに追われていた約半年後

ついに高度異形成に。

つまりはあと一歩でがん化する可能性がある、という段階になりました。

この子宮頸部高度異形成

最近だと、

弁護士の大渕愛子さん、

モデルの美優さん、

漫画家の浜田ブリトニーさん

が手術をして話題になったので、

病状など詳しくはこの方のブログにもかいてあります。

今までフワフワした存在の子宮頚がんが、

その一歩手前になったときにいよいよ、

死にたくない、生きたい、まだまだやれることはある、やりたいこともたくさんある

ましてや生後9月の娘もいるので、

幼いこの子をのこしてはいけない。

娘に教えたいことはまだ山ほどある。

強い母ちゃんでなくてはならない。

と、一気に不安にかられました。

ものすごく、ものすごく不安でたまらず、

娘を抱きしめながら夜な夜なひとり泣いたり。

でも、まだおそらくがんじゃないし、

治療すれば治る段階。

すぐに手術日を段取りし、娘を実家に預けて入院しました。

ただ、がんじゃないと確定できるのは子宮頚部を切除した手術後、病理検査次第。

手術時の説明として、

現時点で高度異形成とはいえ、進行などの状態により

子宮全体さらに卵巣、リンパも摘出する可能性があるということ

を話され、不安でたまらなくなったことを覚えています。

手術後。

幸い、高度異形成の段階で、子宮頚部の円錐切除手術、という処置で済みました

ただ、先生の顔色からは全く感じなかったものの、後日もらった診療情報提供書には、

異形成部分が広く、大変な手術だった

と書いてあったようです()

それについては、またつぎのブログで

長くなりましたが。

女性特有疾患で悩まされ続け今も悩んでいますが

やりたいことは思ったときにやる、

と思いはじめたきっかけの出来事でした。

子宮とかって

非常に繊細な話題なので、

ブログに書くことはかれこれ半年以上悩んでいたのですが

身近に同じような症状で悩む人が結構多く、

私もブログで情報を集めたり励まされたりといったこともあったので書いてみました。

そして、何より

健診は大切だよ、ということ。

早期発見、早期治療、これに越したことはありません。

婦人科って受診するのに勇気が要りますが、

後悔しないうちに早めに診察するようにしてください。

体に不調を感じている女性のあなた、

自分のからだを大切に。

パートナーの体の不調を感じている男性のあなた、

大切なパートナーを守れるのもあなたです。

悲しい思いをする人をひとりでも多く減らせますように。